健康支援トピックス

2013/11/19

インフルエンザの「予防」と「対処」

<インフルエンザを予防するには?>

秋も終わりに近づくと、季節性インフルエンザのシーズン到来です。インフルエンザの大流行を防ぐには、私たち一人ひとりがしっかりとした予防対策を行うことが大切です。予防のために、ぜひ次のことを実行しましょう。

<流行前にワクチンを接種する>

日本の場合、インフルエンザは毎年11月下旬から12月上旬頃に流行し始め、1~2月頃に患者数が急増してピークを迎え、春になってくると終息に向かうというのがパターン。ただし、流行の程度、ピークの時期、主流となるインフルエンザウイルスの種類などは、その年によって異なります。
ワクチンの効果は約5カ月間。その効果を得るには接種から2週間程度かかるため、流行前に接種を済ませておくのが理想的です。ワクチンはその年に流行しそうなインフルエンザウイルスのタイプを予測してつくるため、効果は実際に流行したインフルエンザとの合致状況で変わることがあります。接種しても90~100%もの予防効果があらわれるわけではありませんが、かかったときの重症化あるいは高齢者での死亡数を減少させる効果があります。

<インフルエンザワクチンの接種回数>

接種年齢接種回数
生後6カ月以上~13歳未満 2~4週間の間隔で2回接種
13歳以上 1回接種

<マスクを正しく使う>

インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することによって起こります。主な感染経路は患者の咳やくしゃみ、つばなどのしぶきなどとともにウイルスが飛び散ることによる飛沫感染。マスクをすれば、ウイルスを鼻や口から吸い込むことが防げるので感染の機会は減少します。不織布製のものを選ぶと、かなりの飛沫を防ぐことができます。ただし、マスクにウイルスが付着して、マスク自体が感染源になることも。マスクをつける前と外した後は手を洗い、使用後のマスクの取り扱いに気をつけましょう。

<マスクの正しい使い方>

●つけるとき…鼻あてがある場合はぴったりフィットさせ、隙間がないようにあごの下まで包み込むようにつけ、鼻と口の両方を確実に覆う。
●外すとき…ゴムひもを持ってマスク本体に触れないようにし、ビニール袋に入れて口を閉じて捨てるか、ふたのついたゴミ箱に捨てるなどする。

<外出後は手洗い・うがいを丁寧に>

手洗い・うがいはインフルエンザに限らず、感染症予防の基本です。外出後はすぐに、また食事の前もなるべくせっけんを使用して丁寧に洗いましょう。手洗い後に消毒用アルコールを使うとより効果的。また、タオルの共有は避け、清潔なタオルやペーパータオルなどでよく拭きましょう。うがいは持続的な効果は期待できませんが、口内を清潔に保ち、乾燥から守ります。

<栄養バランスのよい食事と十分な睡眠をとる>

ウイルスから体を守るためには、抵抗力を高めておくことが大切です。日ごろから栄養などのバランスのとれた食事をとり、睡眠でゆっくりと体を休めるよう心がけましょう。

<適切な湿度を保つ>

空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が弱まるため、インフルエンザにかかりやすくなります。加湿器や濡れタオルを活用して、適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。